概要、歴史

曙光園とは?

曙光園は「社会福祉法人 全国スモンの会」が運営する障害者支援施設です。 障害者総合支援法に基づき、障害福祉サービスの「自立訓練( 機能訓練)」「生活介護」「施設入所支援」「短期入所( 空床型)」「特定相談支援」の各サービスを提供しています。

理念

利用者の生命と健康及び、人権を守ることを使命とし、その使命のために尽力します。

基本方針
  1. 私たちは、いつも明るく元気な笑顔で、日々の支援サービスに努めます。
  2. 私たちは、利用者と職員の信頼関係を大切にするよう努めます。
  3. 私たちは、利用者のプライバシーを守り、人権を尊重し、正しい情報提供に努めます。
  4. 私たちは、仲間同士の個性を大切にし、思いやりをもって行動するよう努めます。
  5. 私たちは、利用者の安全・保護を優先し、知識と技術の習得に努めます。
  6. 私たちは、幸せと喜びを与え、人に役立つ仕事をするよう努めます。

曙光園はスモン患者が自分自身の力で克ち取った施設です。月日は流れ、現在の施設利用者はスモンの方々から、脳血管障害を主な原因とした身体障害者の方々に変わりました。しかし、施設の志は設立の時と変わらず、一人ひとりの思いに寄り添った支援に取り組みます。そして、地域に愛され、皆様から選んで頂ける施設を目指してまいります。

歴史

1964年

埼玉県戸田市で多発した原因不明の神経疾患は、その後全国に波及、その症状(subacute myelo-optico-neuropathy =SMON=)から「スモン」と呼ばれるようになった。「原因はウイルス感染」と報道され、患者は社会的疎外を受け、窮地に立たされた。

1969年

原因究明のため「厚生省スモン研究班」始動する。患者は、相良をリーダーに「全国スモンの会」を結成する。

1971年

国、製薬会社を相手に損害賠償請求を提訴。

1972年

裁判で「原因はキノホルム」と断定され、薬害であることが立証された。

1977年

和解が成立。

1979年4月

「スモンはエンドレス」と、相良丰光は自立福祉論を展開し、社会福祉法人「全国スモンの会」の認可を受けた。

1982年7月1日

重度身体障害者更生援護施設「曙光園」を開設し今日に至る。

1982年11月20日

曙光の塔建立、除幕。